お知らせ News

2026.03.12 お知らせ

試作で失敗しないためのポイント

試作は、最初の設計段階でどれだけポイントを押さえられるかが成功を左右します。
「とりあえず作ってみる」だけでは、途中で想定外の問題に気づくことがあります。
試作をスムーズに進め、成果につなげるために押さえておきたいポイントをご紹介します。

■材質と板厚の指定
材料の材質や板厚によって、エッチングの進行速度や形状の出方が変化します。板厚が薄い場合は微細形状の再現性に優れていますが反りや歪みが発生しやすい傾向があります。逆に厚板ではエッチングに時間を要するため、側面形状がテーパー状になりやすく、設計寸法との差が生じやすくなります。

■最小線幅の考え方
金属を薬品(化学反応)で溶かす加工ですので、板厚方向だけでなく横方向にも削れてしまい、最小線幅が加工限界に近いと寸法が安定しにくくなります。最適な線幅は材質や形状によって異なるため、ご相談いただければ適切な値をご提案いたします。

■公差の優先順位
すべての寸法に厳しい公差を設定すると、要求仕様を満たせず加工不可となる場合があります。機能に直結する重要寸法のみ公差を厳しくし、外形や非機能部は広めの公差を設定することが望ましいです。どの寸法を優先すべきか明確にしていただくことで、より安定した精度が得られます。

■量産を見据えた設計の注意点
試作では問題なく製作できても、量産になると歩留まりの低下やコスト増につながる場合があります。試作段階で量産を想定しているかどうかを共有していただけると、量産性を考慮した設計提案が可能になります。

試作のご相談は、 お問い合わせフォーム までご連絡ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

一覧へ戻る
ページのトップへ戻る